COPDは治療可能な疾患です。COPDを治療することにより、病気の進行を遅らせ、息切れなどの自覚症状を軽くし、運動能力を高めます。治療を行うことで、同年代の健康な人と同じような生活を送ることができます。COPDの実際の治療は、さまざまな方法を組み合わせて行います。
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禁煙 |
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禁煙は、COPDの治療の重要な第一歩です。長期にわたる喫煙者のうち7人に1人がCOPDになると言われています。タバコをきっぱりやめて適切な治療を受ければ、病気の進行を遅らせ、症状を楽にすることができます。
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風邪の予防とワクチン(インフルエンザ、肺炎球菌など)接種 |
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COPDの患者さんにとって、風邪は大敵です。風邪やインフルエンザが引き金となって、COPDの症状が急激に悪化することを“急性増悪(きゅうせいぞうあく)”といいます。急性増悪になると入院が必要になることも多く、肺炎球菌などの二次感染がおこり、最悪の場合は生命の危険も出てきます。
肺炎球菌ワクチンや時期になったらインフルエンザワクチンを忘れずに接種しましょう。また日常の生活でも、風邪やインフルエンザにかからないように注意しましょう。
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薬物療法 |
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COPDでは、気管支を広げる作用のあるお薬(気管支拡張薬)を吸入する治療が基本になります。気管支を広げ、空気の通りを良くするので、息切れの症状を改善できます。息切れ症状が強いときには、体を動かすとき、運動をする前に使うと効果的です。いつも息切れがあるときには、長時間にわたり効果が持続するタイプの抗コリン吸入剤(スピリーバ)が勧められます。効果が不十分なときは長時間作動型β2刺激剤(セレベント)、徐放性テオフィリン製剤(テオドール、テオロング)を併用します。
気管支拡張薬には、前述の毎日定期的に服用する長時間作用型のものと、息苦しいときに服用する短時間作用型(サルタノール、メプチン)のものがあり、症状によってはこれらを組み合わせて使用します。 また、必要に応じてステロイド剤、去痰剤、抗菌剤なども使用されます。
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呼吸リハビリテーション
呼吸リハビリテーションは無理なく日常的に行えるものです。リハビリテーションのメニューは食事や運動など、生活全般にわたり、全身を対象にすることが特徴です。症状に合わせた、毎日15~30分のウォーキングなどの運動、呼吸体操などの筋肉の強化、食事・栄養の管理、お薬の服用、吸入の管理などがあります。