脂質異常症の治療法には、食事療法と運動療法と薬物療法があります。食事療法と運動療法を行なっても目標値まで下がらない場合は、薬物療法を行ないます。
食事療法
食べ過ぎ、脂肪分の多い食事を控え、肥満を防ぐことが重要です。
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一日の総カロリーをとり過ぎないようにします。 |
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ビタミン、ミネラル、食物繊維を多くとります。 |
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脂肪の多い牛肉・豚肉などの肉類よりも、不飽和脂肪酸の多い青魚をとるようにします。 |
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ビタミン、ミネラル、食物繊維(海草・キノコ類・野菜)を多くとります。 |
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LDLコレステロールが高い、またはHDLコレステロールが低い場合特に卵の黄身・レバー・すじこ・マヨネーズなどのコレステロールの量を控えめにします。 |
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中性脂肪が高い場合アルコールは控えめにしましょう。米・パン・めん・清涼飲料水・菓子などの糖質をとり過ぎないようにしましょう。 |
運動療法
運動によって、血行が良くなり、LDLコレステロールが分解され減り、HDLコレステロールが増えます。持続的に運動する習慣をつけると、太りにくい体質になります。特に中性脂肪が高い場合やHDLコレステロールが低い場合に効果があります。歩行・ジョギング・水泳等の有酸素運動を30分以上、週3~4回以上行うのがよいとされています。
薬物療法
食事療法と運動療法だけでは、目標値に届かなかった場合には、薬物療法を行います。治療薬は、大きく分けるとLDLコレステロールを減らす薬と、中性脂肪を減らす薬に分けられます。LDLコレステロールの高い人はスタチン系薬剤(クレストール、リピトール、リバロ)や脂質吸収抑制剤(ゼチーア)を、中性脂肪が高い人はフィブラート系薬剤(ヘザトール、トライコア、エパデール)を使います。
LDLコレステロールの管理目標値は、LDLコレステロール以外の危険因子の数によって、異なります。日本動脈硬化学会のガイドラインに従って表にすると以下のようになります。
(下記の表は「日本動脈硬化学会:動脈硬化疾患予防ガイドライン2007年版」から抜粋しました。)
| 治療方針の原則 |
カテゴリー |
脂質管理目標値(mg/dL) |
一次予防
まず生活習慣の改善を
行った後、薬物治療の
適応を考慮する
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LDL-C
以外の
主要
危険因子
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LDL-C |
HDL-C |
トリグリ
セライド |
Ⅰ
(低リスク群)
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0 |
160未満 |
40以上 |
150未満 |
Ⅱ
(中リスク群)
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1~2 |
140未満 |
Ⅲ
(高リスク群)
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3以上 |
120未満 |
二次予防
生活習慣の改善とともに
薬物治療を考慮する
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冠動脈疾患の既往あり |
100未満 |
LDLコレステロール以外の危険因子は
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加齢(男性45歳以上、女性55歳以上) |
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高血圧あり |
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糖尿病(境界型も含む)あり |
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喫煙あり |
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冠動脈疾患の家族歴 |
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低HDLコレステロール血症(40mg/dL未満) |
以上6つです。
別資料(下記は「糖尿病ネットワーク」からです)
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2007/04/005640.php